june mv
こちらのサイトを作ってくれているサイダーインクの阿部さんが『manners』収録曲「june」のビデオを作ってくださいました。
なんと全てgifで作られたアニメーションビデオ。全gif!
曲のチルな感じにとてもあっていて、とてもかわいいビデオです。
何度も観たくなります。みなさんもぜひ何度も観てくださいね。(d)
http://youtu.be/DVM_djAaIN4
ディレクター 阿部卓哉
イラスト 白水雄治
エディター 山口淳太
こちらのサイトを作ってくれているサイダーインクの阿部さんが『manners』収録曲「june」のビデオを作ってくださいました。
なんと全てgifで作られたアニメーションビデオ。全gif!
曲のチルな感じにとてもあっていて、とてもかわいいビデオです。
何度も観たくなります。みなさんもぜひ何度も観てくださいね。(d)
http://youtu.be/DVM_djAaIN4
ディレクター 阿部卓哉
イラスト 白水雄治
エディター 山口淳太
今週末はバルーンフェスタなどでにぎやかな九州にてライブ3連ちゃん。
まずは11/2(土)インストアイベント@タワーレコード福岡店です。
ヒロシさん、初インストアイベントではないでしょうか?(未確認ですが・・)
この日、トーク&ミニライブという内容になっていますが、
ミニライブでは翌日と翌々日もご一緒するINO hidefumiさんにお手伝いいただくことになりました。(なんともスペシャル!)
そしてライブ後には抽選会もあるという・・何が当たるかはお楽しみです。(私もまだ教えてもらっていません)
ということで改めて詳細を。ぜひ遊びにいらしてくださいね。(d)
◎アルバム『manners』発売記念インストアイベント@福岡
◆イベント内容◆
トーク&ミニライブ+抽選会
◆開催日程/会場/対象店舗◆
《福岡》
【日時】11月2日(土)17:30入場開始 / 18:00イベント開始
【会場】タワーレコード福岡店 3F イベントスペース
【対象店舗】タワーレコード福岡店
※対象商品のご予約は、お電話とタワーレコードホームページ(http://tower.jp/)の店舗予約サービスでも承っております。
◆イベント参加方法◆
ご予約者優先で10月16日(水)発売 藤原ヒロシ「box of manners」(AICL-2590~2592)又は「manners」(AICL-2593)をタワーレコード福岡店にて、当日イベント終了までにご購入頂いたお客様に、CD1枚に付き1枚の、整理番号付イベント参加券をお渡し致します。整理番号付イベント参加券をお持ちの方は、トーク&ミニライブ終了後の抽選会にご参加頂けます。整理番号付イベント参加券には限りがございます。無くなり次第終了となりますので、あらかじめご了承下さい。
◆対象商品概要◆
10月16日(水)発売
「box of manners」(AICL-2590~2592) 初回生産限定盤 8,400円(税込)
「manners」(AICL-2593) 通常盤 3,000円(税込)
・本件に関するすべてのお問い合わせに関しては、以下にて受け付けております。
ソニー・ミュージック ディストリビューション福岡オフィス 092-712-6571 (平日10:00~18:00)
Afternoon, Soundpool.
tr.11 かすかなしるし
リアルタイムではなく、僕はここ4~5年の間でsubliminal calmというプロジェクトを知りました。4年前のとあるヒップホップものの
お仕事の際に話題に挙がり、当時Amazonで中古盤を探して購入しておりました(笑)
この名曲を、2013年度版にリニューアルするということで、アレンジを進めていたのですがなかなかうまくいかずに、
ご多忙の渡辺シュンスケさんに、追加作業をお願いをしたところ、快諾いただきました。送ってくれたアレンジデモが、いきなりすばらしく、もともとシュンスケさんの持っていた音楽フィーリング&繊細なピアノプレイとヒロシさんの「憂い」のあるメロディー感がみごとに融合したものでした。
ミックスを手がけた佐藤宏明さんのお話。スチャダラパーやTOKYO NO.1 SOUL SETなどの作品で活躍するエンジニア。
実はDUBにも造詣が深く、このアルバムオリジナルトラックもそうですが、配信シングルと、ボックスセット版DISC2に収録されている
DUBヴァージョンが、さらにすばらしいミックスワールドを聴かせてくれます。
もともと三拍子の曲なので、ダブ/リミックス的アプローチはなかなか難しい素材であるのにも関わらず、みごとな仕上がりになっていますよ。
tr.12 june
記憶をたどるに、アルバム作業の中でおそらく一番最初に手がけた楽曲だと思います。アルバムテーマに沿って、これも高橋コウタさんと、
ちなみに冨田自身もトラックに関してあれこれ一緒に打ち込んだり、音色を選んだりと作り上げ、組み立てていった楽曲です。
ここでのトライとしては、キーボードプレイを、こまかくフレーズなどは全く決め込まず、渡辺シュンスケさんにとにかくいろいろ
弾きまくって頂き、それらをチョップ&エディットして構成されたものです。昨今のチル系サウンドは、このように作っているのではないか、
と想像しながら、既成の音楽の作り方でない、その手法にもこだわって進めてみました。
今回のアルバム、本来僕はディレクターというポジションで、作品をナビゲートしていくのが通常のお仕事なのですが、ヒロシさんから「冨田さん、エンジニアやったらいいんじゃないですか?」というご意見をいただいて、最初はマジでえ〜とビビっていましたが、過去の経験を生かして、ぜひやってみようという気持ちになり、先に寺田さんが手がけたRECセッションとミックスを除く、ほぼすべてのレコーディングエンジニアリングまでも担当させて頂きました。ドキドキしたけど、本当にやってよかった。楽しかったです。
ここで感じたのは、この作品での、ミュージシャンのみなさんへの愛のある無茶ぶりの数々。そして僕のエンジニア起用。
藤原ヒロシというプロデューサーの、とにかく普通ではすまさない、何事もチャレンジとオルタナティブをきめていくスタンスそのもの。そこに生まれるエネルギーこそが「藤原ヒロシ・プロデュース術」なんだなと、あらためて痛感しました。
長々とおつきあい頂きました、藤原ヒロシ新作「manners」ゆるっと解説、いかがだったでしょうか。
関わったみんなが、完成に向けて「プロセス」を大事にして作りました。結果も大事ですが、作品リリースという「パーティー」を
もっともっと楽しもうと思います。
ありがとうございました。(T)
数々の仲間から、今作品のことについて声をかけていただいています。この解説を読んでくれている、遠方に住む音楽プロデューサー仲間が言ってくれたこと「アルバムを配信で購入したんだけど、この解説にある、どんなミュージシャン、アレンジャー、エンジニアが関わっているかを知る手段って、やっぱり配信ではわからない。これを読んでその臨場感を感じているよ。」ありがたいです。はじめてヨカッタ。
たしかに、音楽を聴きながら、ジャケットに書いてあるすべてを、眼を皿のようにしてながめたおすって、やってたよなあー。
tr.09 horizon
最初のアルバム全体の構想打ち合わせの時に、自分作品のカヴァー案はいろいろ出ていて、僕らスタッフもそれらをどのような形に仕上げていくかをいろいろと考えていた中で、ヒロシさんから「大沢くんにやってもらうってのはどう?」というアイディアが挙げられた。さて、ご多忙であろう大沢伸一さんに、どうやってオファーしようかなとスタッフ間で話してる間に「大沢くん、やるっていってるよ」とヒロシさんへの返信メールが!!さすが朋友どうし、話が早い。ということで、こちらはヒロシさんボーカルトラックを用意して、まるまる大沢さんに作業を進めてもらうことに。最初のサウンドアレンジ提案で、もう既に完成が見える、ものすごい新しいテイストのビートに一同感動、でした。大沢さんからはフロアライクという意味合いか、BPMを下げめの案をくれましたが、アルバム収録を考えて、やはり当初の少し早めのBPMにもどして完成へと進んでいきました。
とにかく、大沢さんの、サウンドだけでなく、音楽家としての誇り高いスタンスと考え方に心動かされます。配信シングルと、ボックス仕様の方に付属しているDisc2に収録している、この曲のDUBヴァージョンも、とてもすばらしい仕上がりですよ。そちらのほうも是非チェックしてみてください。
tr.10 この先に
ご存知、ヒロシさん名義としての既存楽曲のアルバムヴァージョンです。これもヒロシさんから高橋コウタさんへの無茶ぶりが。「元は3拍子なんだけど、4拍子にするとか、どう?」しかしながら、これまたヒロシさんワークスを手がけて長いコウタさんのスキルによって、みごとに4拍子のデモ音源が出来てきました。ピアノのリフレイン的フレーズと、少しなつかしい音色のシンセベースが、80年代の雰囲気を醸し出してます。
シングル「この先に」SMALLER RECORDINGSからのリリースのときのジャケットが、当時とても感動した記憶があります。ご存知の通り、この曲の内容は震災〜福島事故を描いたものですが、きちんとした風刺のスピリットも忘れないけど、黄色の美しい花のグラフィックスとのコントラストがすごすぎます。今回の先行シングル〜アルバムのビジュアルを見ても、フラッシュアイディアのように見えて、実は考え尽くされているクリエイティブは、本当に脱帽です。
ちなみに、前述の高橋コウタさんのお話。今回は、僕から提案したアレンジャーによって構築されていったもの以外のトラックはすべてヒロシさんの構想をコウタさんが形にしてベーシックを準備してもらったものばかりです。そのレコーディングデータを見ると、たくさんのトライと、膨大な「やってみて違ったー」という形跡がうかがえます。しかしながらクリエイティブは常に”Try & Delete”。レコーディングスタジオで行われる作業の前段に、ものすごいたくさんの時間で思案が繰り返されて、完成に導かれているということを痛感します。
個人的にどうしてもやりたかった対談が実現しました。
いとうせいこうさんとヒロシさん。
久々の再会だったようで、たくさんのことを思い出していただくよい機会になりました。
おふたりの話を聞いて妄想タイムスリップ。
あの頃の自由さ、楽しさが羨ましくなりました。
この対談はcinra netにて11月上旬公開を予定。
またおふたりのユニットみたいなあ。(d)
ありがとうございます!(d)
タワーレコード渋谷店で、自ら通常版購入して参りましたよ〜
そうしたらスタッフdさんのブログにもあったように、渋谷店限定プレゼントのオリジナルステッカーをいただきました。
僕ら世代にとってはCDショップは夢の場所。結局いろんなフロアのいろんな新作を見て、いつの間にか目が回るう〜ってなってました。
インディーズのとある作品とヒロシさん2枚だけにして、お店をあとにしました。
tr.07 1978
アルバムに向けての今年はじまりのころにスケッチがあって、前半戦の中で仕上がっていった楽曲です。
レトロなリズムマシンのビートのチョップがベーシックになっていて、それをもう一度打ち込み直したり、音色によってはなしにしたりと
わりと時間もかけて完成にたどり着きました。「♪僕には帝国主義や修正主義にはだまされない…」ポップミュージックの歌詞としては、これまたかなり過激な内容ですが、DUBテイストの全体的にまろやかなサウンド感がバランスをとっているように感じます。
感想部分に入っているヴォコーダーの声主はもちろんヒロシさん。さりげなくなんだけど、言葉が聴こえるような処理をしています。
ここまで触れてきませんでしたが、アルバムのほぼ半分のミックスダウンを手がけてくれた今本修氏。大沢伸一さんワークスをはじめ、日本のオルタナティブなダンスミュージックを多数担当してきたエンジニアです。カテゴリーにはまりすぎないミックスワークは、アルバムの中でのアクセントになっていますね。本音を聞いたら「ヒロシさんの求める完成イメージに向けていろいろと試行錯誤になりましたが、最高に楽しかったです」とのことです。
tr.08 stasi
アルバム制作の前半、作品の全体像をどうのようにすすめていくかの話のなかで、イメージトラックをヒロシさんに提案するところから始めて、そこからメロディーや歌詞の内容を誘発していこうという企画で完成にたどり着いた楽曲です。
最初、アップもあり、少し暗い感じのもありの、3つのビートトラックを聴いてもらって、先ずベーシックに一つがセレクトされた。
ヒロシさんの中にすでになんとなく構想のあるメロディーとの相性を探るため、いろいろプリプロしている中で、トラックのBPMをガツンと大幅に上げてみたところ、急に完成イメージに近づいたのか、ざっと溢れるようにメロディーと歌詞が組み立てられて進んでいきました。
前日の「sophia」と、トラックメイカーKonnie Aoki氏によるこの楽曲が、この手法によって完成したものですが、Chillっぽい音色だけど、ゆるいディスコ的な要素、という点では、出発点は同じでも、クリエイターが異なるとこんなに違うものが生まれるんだと、とても興味深い体験でした。ビートが淡々とリフレインしているトラックなので、エンジニア佐藤氏とは仕上げまで少し時間がかかりました。ある種洋楽的に、ビートが繰り返されながら高揚していく感じも大切にミックスが出来たような気がします。
カルチャーサイト「型破リヰナ」にてヒロシさんとYO-KINGによる師弟対談(笑)を行いました。
http://katayaburiina.com/taidan/fujiwarahiroshi-yoking
久々の2ショット。この2人が揃うと笑いがたくさん生まれます。
久しぶりにaoeqのライブが観たいです。(d)
レコードショップに並ぶニューアルバムを見て、久々に自分が関わった作品のリリースを心から噛みしめています。
少し残念なのは、万引き防止もわかるんですが、大手外資系店頭では話題の新作としてナイスな展開してくれてるのにも関わらず、実際の商品(おしゃれなボックス仕様)ではない、「これをもってレジへどうぞ」のカード陳列になっていて少し寂しいです。ただいまソニーミュージックのスタッフが速攻対応策に走ってくれているそう。さすがです。
tr.05 discourse
レコーディング中盤戦で、「うたをファルセットにした曲を作りたい」とヒロシさん。かなり高いキーを設定して、高橋コウタ氏があらかじめスケッチしていたリズムトラックにギターとうたをRECしてみました。チェックしている時に「やっぱキー高すぎたね笑」って少し下げることに。そこに渡辺シュンスケ氏の感覚的なピアノプレイがダビングされてみたら、急に楽曲がまとまってきて…わりと発案から完成までが短かったように感じます。
ヒロシさん曰く「永遠の中二病ソング(笑)」。今作の「ギターとヒロシさんの歌」というものにクローズアップされたタイプにカテゴライズされるせつなチューンですね。
独特な、サウンドのにじみ具合がせつなさを煽ります。カウベルのリバーブのバランスをとても細やかに決める作業をしていて、ヒロシさんのさりげないようで、とてもシビアなエコー感へのこだわりをかいま見ることが出来ました。ちなみにベースプレイについて。ハマくんにヒロシさんが「ウッドベースできるよね?」と訪ねたら「了解です!でもまだ少ししか触ったことないですけど」。ヒロシさん「じゃあ大丈夫だね」笑。おそるべしヒロシさんの無茶ぶり!しかしながらすばらしいプレイを残してくれましたよ。
tr.06 solfa
90年代風すこしなつかしいにおいのするトラックに、ハマくんのハイパッセージなベースプレイと、谷中さんのナイーブなフルートが絡んで、実は何にも似ていない、面白いトラックが出来上がりました。
前述の「sophia」「f.o」でも、そのスキルを見せてくれたコーラスの有坂美香さん。自分のアーティスト活動はもちろん、サポートプレイヤーからヴィオストレーナーまでこなす逸材。楽曲を聴いて
もらったら即座にハーモニーコンポーズがはじまる。あっという間にコーラスワークが完成してしまうんです。すごすぎる!
この曲はヒロシさんもとても大事にされていて、この夏のイベント出演では、アコースティックスタイルのアレンジにしてたくさん実演してきました。MCで「聴いてください、奏でて。」ってレコーディングの仮タイトルのままで曲紹介してました(笑)