師弟対談
カルチャーサイト「型破リヰナ」にてヒロシさんとYO-KINGによる師弟対談(笑)を行いました。
http://katayaburiina.com/taidan/fujiwarahiroshi-yoking
久々の2ショット。この2人が揃うと笑いがたくさん生まれます。
久しぶりにaoeqのライブが観たいです。(d)
カルチャーサイト「型破リヰナ」にてヒロシさんとYO-KINGによる師弟対談(笑)を行いました。
http://katayaburiina.com/taidan/fujiwarahiroshi-yoking
久々の2ショット。この2人が揃うと笑いがたくさん生まれます。
久しぶりにaoeqのライブが観たいです。(d)
レコードショップに並ぶニューアルバムを見て、久々に自分が関わった作品のリリースを心から噛みしめています。
少し残念なのは、万引き防止もわかるんですが、大手外資系店頭では話題の新作としてナイスな展開してくれてるのにも関わらず、実際の商品(おしゃれなボックス仕様)ではない、「これをもってレジへどうぞ」のカード陳列になっていて少し寂しいです。ただいまソニーミュージックのスタッフが速攻対応策に走ってくれているそう。さすがです。
tr.05 discourse
レコーディング中盤戦で、「うたをファルセットにした曲を作りたい」とヒロシさん。かなり高いキーを設定して、高橋コウタ氏があらかじめスケッチしていたリズムトラックにギターとうたをRECしてみました。チェックしている時に「やっぱキー高すぎたね笑」って少し下げることに。そこに渡辺シュンスケ氏の感覚的なピアノプレイがダビングされてみたら、急に楽曲がまとまってきて…わりと発案から完成までが短かったように感じます。
ヒロシさん曰く「永遠の中二病ソング(笑)」。今作の「ギターとヒロシさんの歌」というものにクローズアップされたタイプにカテゴライズされるせつなチューンですね。
独特な、サウンドのにじみ具合がせつなさを煽ります。カウベルのリバーブのバランスをとても細やかに決める作業をしていて、ヒロシさんのさりげないようで、とてもシビアなエコー感へのこだわりをかいま見ることが出来ました。ちなみにベースプレイについて。ハマくんにヒロシさんが「ウッドベースできるよね?」と訪ねたら「了解です!でもまだ少ししか触ったことないですけど」。ヒロシさん「じゃあ大丈夫だね」笑。おそるべしヒロシさんの無茶ぶり!しかしながらすばらしいプレイを残してくれましたよ。
tr.06 solfa
90年代風すこしなつかしいにおいのするトラックに、ハマくんのハイパッセージなベースプレイと、谷中さんのナイーブなフルートが絡んで、実は何にも似ていない、面白いトラックが出来上がりました。
前述の「sophia」「f.o」でも、そのスキルを見せてくれたコーラスの有坂美香さん。自分のアーティスト活動はもちろん、サポートプレイヤーからヴィオストレーナーまでこなす逸材。楽曲を聴いて
もらったら即座にハーモニーコンポーズがはじまる。あっという間にコーラスワークが完成してしまうんです。すごすぎる!
この曲はヒロシさんもとても大事にされていて、この夏のイベント出演では、アコースティックスタイルのアレンジにしてたくさん実演してきました。MCで「聴いてください、奏でて。」ってレコーディングの仮タイトルのままで曲紹介してました(笑)
マナーグッズといえば、やっぱりハンカチとチリガミでしょ。
ということで、本当に素敵な白いハンカチ(sophさんありがとうございます!)がboxに入ってるわけですが。
使うのが勿体なくて、写真とってまた袋に入れて箱に戻しちゃいました。
白のハンカチって年齢問わずどんな服装にもシチュエーションにもあう優れものだなと改めて思いました。
箱にしまってる場合じゃないですね。やっぱり使わなくちゃ。(d)
今日は発売日でした。一日で出会った様々な人たちが、みんな「ヒロシさんのアルバム、やってんだね」ってすごかった。
レーベルプロデューサー、ショップオーガナイザー、とあるレコードメーカのマネージメント部長、さっきまでいた渋谷のバーのマスター…
楽曲解説、つづけます。
tr.03 getting over you
自分も当時大好きだったヒロシさんの1stアルバム「Nothing Much Better To Do」からのセルフカバー曲。
数年前のヒロシさんライブパフォーマンスでも、ビートルズをマッシュアップしたようなアプローチで、実演していて、とても興味深いこの曲を、さあどのように仕上げていくか、というところで、前述のアレンジャーtasuku氏が、最初少しヴィンテージ背景寄りのアレンジデモを持ってきた。ヒロシさんは仮うたRECをしながら、もっと攻めた感じでもいいのでは、という提案があり、tasuku氏はさっそく、リズムパターンやコード進行までも積極的にアレンジを修正して更新アレンジを聴かせてくれた。そこはまさに、ヴィンテージな音色なんだけど、どこか手法が新しく、耳あたりのやさしいもの。
2013年度版にふさわしいニューバージョンが完成した。
tr.04 f.o.
先にリリースされていた「この先に」を制作していた2011年ごろに、既に進行していた楽曲。当時のミックス直前の状態は、シティーポップの香りがする、それはそれで素敵な状態だったが、
進行しているアルバムのニュアンスとすこしかけ離れた感じがあったため、リズムトラックやサイズの見直し、細かい精査を加えてこのように仕上がった。
この曲は、先行して進んでいたものなので、アルバム唯一ベースプレイが沖山優司氏、AOEQセッションからライブまでご一緒したベテランプレイヤーで、楽曲の足腰を支えてくれている。
そして、とても楽しかったのは、この曲、フルートをダビングしようという話になって、誰にオファーしようという時に、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦氏が、SMA原田さんを通じて「ヒロシさんの作品、ぜひやらせてください、フルートできます」と立候補してくれたこと。レコーディングの時間も、とてもアットホームで、谷中さんの、クールな中にかわいさを見せてくれるプレイが録ることが出来たと思います。
おはようございます。
本日『manners』発売日です!
昨日ご紹介した谷中さんに続き、今回はたくさんの曲で活躍してくれたOKAMOTO’Sのハマ・オカモトくん。
初回限定盤のみ入っているdisc2収録のrehearsal session ver.やのフジロックなどで、同じくOKAMOTO’Sオカモトショウくんとともにヒロシさんバンドのメンバーとしても参加してくれています。
自身の活動でも多忙の中、ヒロシさんの無茶ぶり(笑)にも気持ちよく対応してくれるハマくん。
制作ディレクターのブログにもありましたが本当に年齢不相応(笑)なプレイに支えられ素敵な作品になりました。(d)
そういえば、ヒロシさんの.fataleのブログでも紹介されていましたが、
改めまして、初回限定盤の箱の中のいろいろ楽しいモノ。です(d)
いよいよ明日『manners』発売、早いところでは本日店着日となりますね。わくわくしてきました!
今回のアルバムでは「horizon」をアレンジしていただいた大沢伸一さんをはじめ、数名のミュージシャンの方にレコーディングをお手伝いしていただきました。
そのうちのお一人、ご存じ東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さん。
谷中さんといえばサックスですが、今回はなんとフルートを演奏していただくという!
楽曲に素敵な音色を重ねていただきました。
いろんな楽器ができるってうらやましい。(d)
レコーディングエピソードを綴っていこうと思ったら、書きたいことが山ほどありすぎて、
楽曲解説に突入するころには、年末になってそうな感じがしましたので(笑)
アルバム楽曲解説、さっそくすこしづつ始めていこうと思います。
tr.01 colour
AOEQ作品「think twice」に収録されている楽曲のセルフカバー曲。今回のアルバムではキーボードプレイはもちろん
トラックアレンジに大貢献してくれた、渡辺シュンスケ氏アレンジの逸作です。
アルバム全体に漂うCHILLなニュアンスがとてもうまく表現されている。AOEQ作品収録の時も衝撃を受けたのだけれど
この漂うような詞の世界、実は某殺人犯の物語からインスパアをうけてできたもので、メロディーとの相性で、まるで主人公そのものが徐々に存在が透けていってしまうような感覚が伝わる。
スタッフとの、最終曲順決めで、セルフカバーからはじまるのは…といろいろ議論があったけれども、アルバム入り口にふさわしいトラックだったので、今ふりかえってみてもこの曲スタートはしっくりくるものに感じています。
tr.02 sophia
ディスコというキーワードだけれども、どこか涼しげなテイストがあるといい、ということで、制作的にはトラックと歌詞/メロディーコンポーズが同時に進行した楽曲。制作の中盤戦にさしかかるあたりで完成したものです。
今作でもうひとり、活躍してくれたトラックアレンジャーtasuku氏の、レイドバック感はあるが古くならないサウンドを丁寧に構築してくれた。そして印象深いのはハマ・オカモトくんの絶妙なベースプレイ。アルバムの他の曲もほとんどプレイしてくれた。その中でも、年齢不相応な(笑)大人っぽいビンテージプレイを披露してくれている。スタジオでヒロシさんが「音源の中で、一番年齢が上なんじゃないか、って思うくらいのプレイだねえ」とハマくんをいじるシーンもありました。
2011年の後半から作業はスタートしていました。
そこでの作品としてsmaller recordingsから発売している「この先に」というシングル
http://www.youtube.com/watch?v=USpAC_hvpmI
少しの間、制作がペンディングしていたのですが、2012年の年末にスタッフが再集合して、来年ぜひ完成させようという
打ち合わせが行われました。
アルバムの内容として、ヒロシさんはおぼろげのようで、わりとしっかりとした基軸のイメージがあって
●Amy Winehouseなどにある、昨今のUKソウルミュージック=音色は徹底的にビンテージなんだけど、楽曲の構造がいたって現代的、ヒップホップやサンプリング/コラージュ色を感じるようなもの
●AOEQプロジェクトでも追求した、シンプルでフォーキーなもの
●過去のヒロシさん作品にも感じられる、ダブフィーリングを持ったもの
そして、全体感の中に、最近のアメリカにあるチルっぽくて、ディスコ的なニュアンスを全体に
これらの出発点を共有しながら、2013年早々からのレコーディングに突入していきました。
AOEQ(藤原ヒロシ+YO-KING)プロジェクトからオーファーを頂いてご一緒しました。「オトナの男」が奏でる、すばらしい音楽の世界に関わることができたあとに、2011年ヒロシさんからの一報が。「久々に自分のソロ作品を作りたい」
http://www.youtube.com/watch?v=ubTqsqL34iI
僕も愛聴していたヒロシさんの作品「Nothing Much Better To Do」を思い出し、ではヒロシさんは次、どんなアルバムを作るんだろう、とお話を伺うと「全部自分で歌うたうアルバムにしたい」と。
AOEQでギターとうた、というシンプルなパフォーマンスによるインスパイアでしょうか?とおもいましたが、藤原ヒロシソロ名義でも自身の「歌」に注力していくのかと、正直びっくりしました。